PULPは、音楽が好きな仲間たちが集まって始まった小さなチャットスペースから生まれました。
友だちがシェアした曲を聴きながら、「こんな音楽を聴くんだ」「この人にはこういう一面があるんだ」と気づく瞬間が、妙にうれしかった。誰かのリピートしている曲、ハマっている一曲、そこから広がる新しい発見。そんな偶然のつながりが、いつのまにか私たちの日常をちょっと豊かにしていきました。
PULPは、その感覚をもう一度、みんなと一緒に感じたくて生まれた場所です。
01 — CONTEXT
街の文脈を音に編み込む
新しい音楽との出会いは、アルゴリズムのおすすめだけで完結するものではありません。 クラブで交わした何気ない会話、レコード店で偶然手にした一枚、ライブ帰りに頬をなでる夜風。 そんな小さな出来事が重なって、音楽は「思い出」として私たちの中に残っていきます。
PULPは街を歩き、現場の空気を感じ、その熱をそのまま言葉と音にして届けます。 馴染みのバーで流れるレコード、地元のフェス、匿名で立ち上がるDIYレーベル――。 それぞれの場所にある息づかいや手ざわりを、編集部が見つけ、そっと伝えていきます。
02 — UNIQUENESS
客観から主観へ、アルゴリズムからユニークネスへ
PULPは、編集部が発信する記事メディアと、ユーザーが参加するソーシャルメディア。 この二つでひとつの世界をつくっています。どちらにも共通しているのは、リアルな“誰か”の存在です。 アルゴリズムが整えた世界の中では、私たちは知らず知らずのうちに似たものばかりを見てしまう。 AIがどれだけ進化しても、行き着く先は平均化された「正解」かもしれません。 だからこそ、PULPは人の主観――その人だけが持つ感じ方、熱、ユーモア――を大切にしています。
PULPの記事は、単なるレビューではなく、「なぜ今、その音が鳴っているのか」を一緒に感じるためのメッセージです。 ライター、DJ、映画プロデューサー、エンジニア…。 さまざまな背景を持つ仲間たちが、自分の耳で見つけた音の世界をシェアしています。
03 — PRINCIPLES
PULPが大切にする3つの信条
個人的な発見と驚きを
「自分だけの視点」や「思いがけない発見」があるかを大切にしています。
温度を伝える
その音楽に向けた敬意や熱を、読む人にも伝えたいと思っています。
多様なリスナーを招く
編集部も寄稿者も、それぞれの視点から音を語り、多様なリスナーが交わる場をつくっていきます。
